渓流の女王 山女魚
山女魚はシャケ科の高級魚で、渓流の女王といわれています。
しゃくなげの森
渓流の澄んだ水にわずかに生息するものの釣るのが難しい上、養殖も難しいことからスーパーなどにはほとんど流通することがありません。そのため「幻の魚」ともいわれる稀少な魚です。
毎年、玉島川には漁業組合による山女魚の放流が行われてます。
詳しい詳細は知りませんが、20センチ前後の山女魚が各支流に放流されてます。
予想ですけど10センチくらいの稚魚も放流してるのかな?
その放流された山女魚を3月から9月までの期間、遊漁権を購入して釣ることができます。特にキャッチ&リリースではありませんので、釣った山女魚は持ち帰っておいしく食べることもできます。
私は持ち帰った事はありません。
放流されたヤマメは上流へ?下流へ?
年に数回漁業組合による山女魚の放流があって、風の噂ではその放流された山女魚はほぼ釣り人に釣られるか?もしくは鳥に食べらるかで居なくなるらしいです。
それでも年を越している山女魚がもしかして残っている可能性もあると思ってます。
そんな山女魚を狙って釣ってみたいし、富士町では梅雨の時期に下流から上流へ登ってくるサクラマス的な山女魚がいるらしいので、そのデカい山女魚も釣ってみたい。
釣れた山女魚が放流された個体なのか?それとも残っていた山女魚なのか?さらにはこの河川で生まれ育った山女魚なのか?
色々と山女魚の生態に関して知りたい事だらけです。
この山女魚は今年の4/18に釣れた20センチもない山女魚です。
ヒレがとても綺麗で写真を残してました。
ほんと綺麗です。
山女魚が釣れた時の喜びは大きいお魚です。しかもルアーで釣るってのがまた嬉しいこと。
私のレコードとなった山女魚
連休後の天気がいい日に、ちょっと時間が空いたので再度玉島川上流へ行ってきました。
狙いは前回、小さい落ち込みが続く岩陰に潜んでいた大きな山女魚。3度ほどチェイスが発生したけど、最後は見切られて隠れてしまった山女魚です。
入渓するポイントから更に川岸を隠れながら下った先からスタートして、ターゲットとしているあの大きな影が出た落ち込みに進みます。
大事な1投目を慎重にキャスト。
居るならかなりの確率で出てくるはず。
・・・。
出ない。
2投目、ちょっとコースを変えてキャスト。
・・・。
出ない。
3投目、落ち込みの上から流し、沈ませてリトリーブ。
出ない。
・・・。
もう釣られてしまった?
あの大きな影の山女魚はここに居ないと判断して諦め、そのまま上流へ向かいました。
小さい落ち込みや流れを細かく探っていくと出てきた山女魚
これもとても綺麗な山女魚。
釣れた瞬間は『おーーーーーココに居るんだ!!』って感じで興奮しました。
小さい流れから下の落ち込みに落ちる瞬間に岩の下から出てきました。
この山女魚も尾びれの写真を撮影。
キレイです。
それから残り時間が短いので、更に上流へ向かいキャストして出なければ上流へを繰り返し。
上部に生い茂った木があり、小さい流れ全体がシェードになっているポイント。
適当に投げた1投目で出てきた影は探していた山女魚のサイズと同じような大きい影。
『オッ!?デカい!!』
と思わず声が出ましたが、チェイスのみで影は消えていきました。
2投目は上流へキャストし、流れの中に自然に流して・・・食ってきた!!!
フックはシングルのバーブレス。
とにかくラインが緩まないようにして、ネットに入れるのは後回し。
岸にそのまま引き上げて急いでネットの中へ。
そして水中に戻して写真撮影をしました。
ヤマメ釣りを始めてダントツにNo.1デカい山女魚です。
写真を撮って、フックを外して山女魚が入っているタモを水中に入れて休ませ。そのあとにまたたくさん写真を撮ろうと思ってましたが・・・。
タモの中で手に取ろうと抱えた瞬間逃げていきました。
なので写真は上にある顔の一枚のみ。
やっちまった感はありますが、それよりも釣れた事に満足してまぁいいやって感じです。
サイズは25センチから28センチくらいだったはず。
色は銀色が強く、パーマークは薄い。
お腹はちょっと減っこんでいるような感じ。
この山女魚は今年放流された個体なのかな????
そんなメモリアルな山女魚でした。
【 山女魚ベイトタックル】
ロッド:Palms ETVC-46XUL
リール:SHIMANO 23カルカッタコンクエストBFS XG
ライン:よつあみ エックスブレイド アップグレード X8 0.6号
リーダー:DAIWA 0.8号
ルアー:SMITH ARスピナー3.5g
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