シマノから発売された16ナスキーをカスタムする記事です。
16ナスキー[NASCI]の主な仕様を紹介
■HAGANEギア
■コアプロテクト
■X-SHIP
■Gフリーボディ
■アルミ冷間鍛造ハンドル
■大径ドラグノブ
ハイパフォーマンスを実現して登場した16ナスキー。そのまま使用しても十分使える仕様となってますが、アジングなどで細いモノフィラメントラインを使用する際に困るのがライントラブルです。
細いラインですのでラインのヨレから始まり、バックラッシュや高切れなど。気持ちよく釣りをしている最中にはこのライントラブルは非常にストレスになりますよね?
ラインが切れるとジグのロストにもなりますし、ラインシステムを再度組むのは非常に手間のかかる作業。そんなトラブルを防止する役割がラインローラーというパーツになります。
ベールが残念すぎるナスキーです。
このローラーがクルクル回ることで、回収するラインを程よくテンションを掛けた状態でスムーズにスプールに巻かれていく仕組みになります。
釣行後、このラインローラーのメンテナンスをしないと潮で固まり、ラインローラーが動かなくなるケースは良くありますので、一度皆さんのリールをチェックしてみてはどうでしょうか?
16ナスキーのラインローラーへボールベアリングを追加する
この16ナスキーにはラインローラー内部にボールベアリングは入っていません。ボールベアリングの変わりにNo.19 ラインローラーカラー(100円)と呼ぶ部品がボールベアリングの代わりに入っています。
このカラーでもラインローラーは回りますけど、どうせならスムーズな回転を求めるためにボールベアリングを追加したいと思います。
『16ナスキー用 ラインローラー1BB仕様チューニングキット』
チューニング専門店の 【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】 より購入したボールベアリング付きのカスタムセットです。
この部品と一緒に、非常に判りやすい交換用の説明書も付いてますので説明書通りに部品を交換していきます。
まずはラインローラーを外すためにビスを1本外します。
中に入っている部品は全部で5個でした!!
一番左にある部品がNo.19のカラーです。
【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】で購入したパーツと一緒に交換する部品も並べてみます。
交換、追加する作業はすぐに終わります。
左から順に組んでいきますが、新しい部品にはグリスがついていませんのでグリスを塗りながら組んでいきます。
追加するワッシャーを2枚入れたら完了です。
このローラーワッシャーは0.8mm×2個を使用してあります。
最後に金属の純正スペーサーを取り付けてビスで固定すれば完了。
下に転がっている部品2個が余る状態になります。
コレでボールベアリングが標準では4個でしたが1個追加して5個になりました。
あとボールベアリングが追加できるのはハンドルのノブの中です。
16ナスキーのハンドルノブの中には、ラインローラー同様にカラーと呼ばれる部品が2個入っています。
その2個のカラーをボールベアリングに変更すればノブの回転も良くなり、巻き心地が良くなります。
低価格の16ナシキーですが、このようなカスタムをすればライントラブルが少なくなりますので、ぜひお試しください!!
【16ナスキー用】
ラインローラー1BB仕様チューニングキット
HRCB防錆ベアリングセット 販売価格: 1,120円~1,490円(税別)
【HEDGEHOG STUDIO/ヘッジホッグスタジオ】 で購入すれば、詳しい説明書付きです。
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